🎓 専門実践は受講費用の最大70%を支給
最終更新: 2026年6月2日

専門実践教育訓練給付金とは?
給付率70%・対象講座・申請方法【2026年版】

専門実践教育訓練給付金はいくらもらえる?受給条件・対象講座の探し方・申請方法をわかりやすく解説。一般・特定一般との違いも紹介します。

📋 このページの目次

  1. 教育訓練給付金とは
  2. 3種類の給付金と給付率
  3. 受給条件
  4. 対象講座の探し方
  5. 申請手続きの流れ
  6. 転職活動中の活用術
  7. よくある質問

教育訓練給付金とは

教育訓練給付金は、働く人々の能力開発とキャリア形成を支援するために国(雇用保険制度)が設けた給付金制度です。厚生労働省が指定した教育訓練講座を修了した場合、受講費用の一部が支給されます。

転職活動中はもちろん、在職中でも受給できるのが大きな特徴です。転職に向けてスキルアップしながら、費用の一部を国に負担してもらえるため、転職の合間の時間を有効活用できます。

✅ 教育訓練給付金の3つの魅力:
① 在職中でも退職後でも受給できる(雇用保険加入歴が条件)
② 講座費用の20〜70%(最大56万円)が支給される
③ 対象講座が幅広い(IT・語学・介護・医療・ビジネス系など)

教育訓練給付金3種類の給付率・上限額【2026年版】

一般教育訓練
給付金

20%

上限10万円。英語・簿記・ITなど幅広い講座が対象。最も利用しやすい。

特定一般教育訓練
給付金

40%

上限20万円。即戦力性の高い資格(介護職員初任者研修、大型免許など)が対象。

専門実践教育訓練
給付金

最大70%

受講中50%(年間上限40万円)+就職後に追加20%(上限16万円)。看護師・ITエンジニア養成など長期・高度な訓練が対象。

どの種類を選べばいい? 状況別の判断ポイント

状況・目的おすすめの種類理由
英語・簿記・ITパスポートなど短期資格を取りたい一般(20%)対象講座が最多・手続きが簡単
介護初任者研修・大型免許など即戦力資格を取りたい特定一般(40%)給付率が高く数ヶ月で取得できる
看護師・ITエンジニアなど長期で専門資格を取りたい専門実践(50〜70%)給付額が最大。ただし事前申請が必須
在職中にスキルアップしたい一般または特定一般在職者でも申請可能・会社未負担なら利用OK
⚠️ 専門実践を使う場合は受講開始の1ヶ月前までに申請が必要です。講座を決めたら早めにハローワークへ相談してください。

専門実践教育訓練給付金の詳細|給付率70%・追加20%(上限16万円)

専門実践教育訓練は給付率・上限額が最も高い給付です。厚生労働省が指定する長期・高度な訓練講座が対象で、2段階の支給があります。

💡 専門実践の支給額の内訳【2026年】
受講中:受講費用の50%(年間上限40万円)を6ヶ月ごとに支給
就職後・追加給付:資格取得等の目標達成+就職した場合に追加20%(年間上限16万円)を支給
合計:最大70%、年間上限56万円(訓練期間最長4年・最大224万円)

給付金の対象となる主な講座ジャンル

分野主な資格・講座例給付タイプ
IT・デジタルAWS認定・ITパスポート・Pythonプログラミング・情報処理技術者一般〜専門実践
語学TOEIC対策・英会話スクール・中国語検定一般
会計・ファイナンス簿記2〜3級・FP2〜3級・税理士・社会保険労務士一般〜専門実践
介護・福祉介護職員初任者研修・介護福祉士・社会福祉士特定一般〜専門実践
医療・看護看護師・准看護師・診療放射線技師・理学療法士専門実践
ビジネスMBA・中小企業診断士・キャリアコンサルタント一般〜専門実践
美容・調理美容師・調理師・製菓衛生師専門実践
運輸・物流大型自動車免許・フォークリフト技能講習特定一般

受給条件

種類雇用保険加入歴の条件
一般教育訓練受講開始日時点で雇用保険に加入中(在職者)または離職後1年以内。支給要件期間が通算1年以上(初回は1年以上の加入、2回目以降は3年以上)
特定一般教育訓練同上。支給要件期間が通算1年以上
専門実践教育訓練在職中または離職後1年以内。支給要件期間が通算3年以上(初回は2年以上の場合あり)
⚠️ 離職後の申請に注意:退職後に受講を開始する場合、受講開始日が離職日の翌日から1年以内であることが条件です。1年を超えると対象外になるため、転職活動と並行して早めに申請の検討を始めましょう。

対象講座の探し方

教育訓練給付の対象講座は、厚生労働省の「教育訓練講座検索システム(通称:JOBTAG)」で検索できます。全国で約14,000以上の講座が登録されています。

検索のポイント

「取得したい資格名」「スキル名」「地域」「受講形態(通学/オンライン)」などで絞り込めます。最近はオンライン受講可能な講座も増えており、転職活動と並行して受講しやすくなっています。

キャリアコンサルタントへの相談

専門実践教育訓練給付を受給する場合は、受講前にハローワークで「訓練前キャリアコンサルティング」を受けることが必須です。自分の職業訓練の必要性や目標を整理するためにも、無料で利用できるハローワークのキャリアコンサルティングを活用しましょう。

申請手続きの流れ

給付金の種類によって申請タイミングが異なります。

一般・特定一般教育訓練の申請ステップ

  1. ハローワークで受給資格を確認(雇用保険被保険者証を持参)
  2. 「教育訓練講座検索システム(JOBTAG)」で対象講座を探し申し込む
  3. 受講を修了する
  4. 修了日翌日から1ヶ月以内にハローワークへ申請書類を提出
  5. 審査後、指定口座に給付金が振り込まれる(約1〜2ヶ月後)
必要書類:教育訓練給付金支給申請書・教育訓練修了証明書・領収書・本人確認書類・雇用保険被保険者証。事前に最寄りのハローワークで確認しておくとスムーズです。

専門実践教育訓練の申請ステップ

  1. 受講開始の1ヶ月前までにハローワークで「訓練前キャリアコンサルティング」を受ける(必須)
  2. 「受給資格確認申請」をハローワークに提出
  3. 講座開始・受講中は6ヶ月ごとに支給申請を行う(受講中給付)
  4. 受講修了後・資格取得し就職した場合、修了日翌日から30日以内に追加支給申請

転職活動中の活用術

失業保険と併用できる

失業保険(基本手当)を受給しながら、公共職業訓練や求職者支援訓練を受講することが可能です。ただし、教育訓練給付金と失業保険は別の制度です。特定の条件下では「教育訓練支援給付金」として追加給付も受けられます。

転職に有利なスキルを取得しながら給付を受ける

転職活動中にITスキル(プログラミング、クラウド、データ分析)やビジネス系資格(簿記、FP、中小企業診断士)を取得することで、転職の競争力が高まると同時に給付金も受け取れます。特にIT系は多くの講座が対象となっており、転職市場での需要も高いため一石二鳥です。

在職中から計画的に申請する

退職前から受講を開始しておくと、受講期間中の収入を維持しながらスキルアップができます。会社の人材育成制度(会社負担の研修)との重複は対象外ですが、会社が対象としていない講座であれば在職中でも利用できます。

よくある質問

専門実践教育訓練給付金の「追加20%・上限16万円」とは何ですか?
専門実践教育訓練給付金は2段階で支給されます。受講中は50%(年間上限40万円)が6ヶ月ごとに支給されます。さらに修了後に「資格取得等の目標達成」かつ「就職等」した場合に、追加で20%(年間上限16万円)が支給されます。合計70%・年間上限56万円(最長4年間で最大224万円)が受け取れます。この追加20%を受けるには、修了日翌日から30日以内にハローワークへ申請する必要があります。
給付金は受講前にもらえますか?後払いですか?
一般・特定一般は受講修了後の後払いです。専門実践教育訓練は受講中に6ヶ月ごとに支給(前払いに近い形)と、修了後の追加支給の組み合わせです。いずれにしても受講費用は一旦自己負担が必要です。
オンライン講座も対象になりますか?
はい、厚生労働省が指定した対象講座であればオンライン形式でも対象になります。対象かどうかは受講前に講座検索システムで確認してください。
複数の給付金を同時に受給できますか?
教育訓練給付金と失業保険(基本手当)は、公共職業訓練受講中以外は基本的に同時受給できます。ただし訓練内容や状況によって取り扱いが異なるため、ハローワークで確認しましょう。
講座を途中でやめた場合はどうなりますか?
一般・特定一般教育訓練は修了が条件のため、途中でやめると給付は受けられません。専門実践教育訓練は、受講中に一度支給を受けていても、修了できなかった場合は追加給付(20%部分)は受けられません。
教育訓練給付金を使える講座はどうやって探せますか?
厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」で検索できます。ITパスポート・簿記・宅建・語学・医療系など幅広い講座が対象です。給付率は「一般」20%、「特定一般」40%、「専門実践」最大70%と異なります。
教育訓練給付金の申請はいつすればよいですか?
講座の修了後1ヶ月以内にハローワークへ申請する必要があります。事前にハローワークで受給資格を確認(ジョブカード作成)しておくと手続きがスムーズです。

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