給付額の計算

失業保険の給付額・給付日数
計算方法ガイド

賃金日額の求め方から月収別シミュレーションまで、自分がいくらもらえるか即確認できます

目次

  1. STEP1:賃金日額を計算する
  2. STEP2:基本手当日額を計算する
  3. STEP3:給付日数を確認する
  4. 月収別シミュレーション早見表
  5. 総受給額の計算例
  6. よくある質問

STEP1:賃金日額を計算する

まず「賃金日額」を算出します。これは退職前6ヶ月間の賃金総額(賞与除く)を180で割った金額です。

賃金日額 = 退職前6ヶ月の賃金合計(賞与除く) ÷ 180
計算例: 月収30万円(賞与なし)の場合
30万円 × 6ヶ月 ÷ 180 = 10,000円(賃金日額)

交通費は賃金日額に含まれますが、賞与・退職金は含まれません。給与明細の「支給合計」ベースで計算してください。

STEP2:基本手当日額を計算する

賃金日額に「給付率」を掛けて基本手当日額を算出します。給付率は賃金が低いほど高く(最大80%)、賃金が高いほど低くなります(50〜80%)。

賃金日額(2024年度)給付率基本手当日額の範囲
2,950円以上〜5,030円未満80%2,360円〜4,024円
5,030円以上〜12,380円以下80〜50%(逓減)4,025円〜6,190円
12,380円超〜16,190円以下50%6,190円〜8,095円
16,190円超(上限)上限:8,635円(60歳未満)
注意: 給付率は毎年8月に最低賃金に合わせて改定されます。上記は目安です。正確な金額はハローワークの計算結果をご確認ください。

STEP3:給付日数を確認する

自己都合退職の場合

雇用保険の加入期間給付日数(全年齢共通)
1年以上〜10年未満90日
10年以上〜20年未満120日
20年以上150日

会社都合退職(特定受給資格者)の場合

年齢と加入期間の組み合わせで最大330日まで給付されます。詳しくは会社都合退職の給付日数表をご確認ください。

月収別シミュレーション早見表

退職前の月収(手取りではなく総支給額)別の基本手当日額の目安です(60歳未満・一般的な計算)。

退職前の月収(総支給)賃金日額(目安)基本手当日額(目安)90日分の総額
月収 20万円6,667円約4,867円約43.8万円
月収 25万円8,333円約5,517円約49.7万円
月収 30万円10,000円約5,900円約53.1万円
月収 35万円11,667円約6,084円約54.8万円
月収 40万円13,333円約6,667円約60.0万円
月収 50万円16,667円約8,095円(上限近)約72.9万円
ポイント: 月収が高いほど基本手当日額は上がりますが、給付率(月収に対する割合)は下がります。月収30万円の場合、約53万円をもらえる計算です。

総受給額の計算例

具体的な例で総受給額を計算してみましょう。

月収30万円・勤続5年・自己都合
約53万円
5,900円 × 90日
月収30万円・勤続15年・自己都合
約71万円
5,900円 × 120日
月収40万円・勤続8年・会社都合(35歳)
約120万円
6,667円 × 180日
月収50万円・勤続20年・会社都合(50歳)
約220万円
8,095円 × 270日

さらに詳しく自分の受給額を調べたい場合は雇用保険の基本手当ガイドか、無料診断ツールをご利用ください。

よくある質問

賞与(ボーナス)は給付額の計算に含まれますか?
含まれません。賃金日額は退職前6ヶ月の賃金(毎月の給与)の平均をもとに計算します。賞与は除外されます。ただし、毎月支払われる固定の手当(家族手当・住宅手当など)は含まれます。
残業代が多い月と少ない月でばらつきがある場合は?
退職前6ヶ月間の賃金合計を180で割るため、残業代が多かった月も少なかった月も平均化されます。6ヶ月間の合計額で計算されるため、繁忙期前後の退職かどうかで多少差が出ることがあります。
給付額の上限・下限はありますか?
あります。2024年度の上限は1日8,635円(60歳未満)、下限は1日2,360円(最低賃金連動)です。月収が非常に高い場合は上限で頭打ちになります。

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